「ご復活おめでとうございます」と教会では,会った人にあいさつをする。今日は,イースター。わたしは,聖週間中,3日間とも夜に教会には行かなかったのでさほどではないが,3日間夜に通った方は本当にお疲れのようだけれど,だからなお喜ばしい気持ちになれるのかもしれない。
今日の神父様のメッセージは,大変わかりやすく,いいお話だった。赦すというのは痛みを伴うものなのだということを,万引きした子供をぎゅっと抱きしめて涙を流しながら「もう悪いことはするんじゃないよ」と心を痛めるおばあさんの話(実話とのこと)を例にとってはなされた。イエスは,人々の罪を赦すために十字架につけられ苦しみを受けたこと,ご聖体は,人々のためにイエスが死にそして復活されたという神の最高の愛と恵をわすれないための記念としていただくのだと話された。
「赦すためには痛みを伴う」って,本当だなと思う。子供たちのケンカをみたって,やられた方が赦してあげる場合,赦した側の方が,気持ちのもやもやや,すっきりしない気持ち,静まらない怒りなどを残すことが多い。でも,「ごめんね」と言われて「いいよ」と赦してあげる。これも痛みに近いのだろう。逆に赦される方は,心が落ち着き,安心することができる。赦しの秘跡を受けたばかりのわたしは,本当にそれを実感している。赦されるってすごいことなのだな。
ミサ後は,子供たちが楽しみにしているタマゴ探し。外に隠されていて,たまごには番号がついており,その番号で景品やお菓子がもらえるようになっている。息子のお友達も3人ほど来てくれて,そのうち2人は,土曜学校へも参加してくれるらしく,減るばかりだったメンバーが増えるのは本当にうれしいことだ。パーティでは,おなかいっぱいご馳走になり,満足して帰って来た。
ご近所にイースターエッグを配るのも,ここ数年恒例となり,きれいなタマゴをプレゼントすると喜んでくださるようだ。
午後は疲れて何もできずにいたが,明日は最期の授業日。仕事もしなくてはね…。