先週亡くなられた信者さんの息子さんは、カナダで神父さまをされていて、お通夜、ご葬儀、今日の意向ミサまで、共同司式で捧げられました。 長くあちらにいたので日本語はあまり話せないと聞いていて、帰国した際、お会いしているのにお話を聞いたことはありませんでした。
お通夜で初めてお説教を聞いて、確かにたどたどしいところはあるけれど、心に残るあったかいメッセージで、参列者の多くがうんうんと頷いて、涙を流しました。 家族が愛したお父さんを神さまにお返しする、その神さまはどんな方かを話しておられました。 20年前、神さまは遠くから見ていてくださる、という(英語だったのでたぶん)美しい歌が流行って、好きでしたが、それは違う。 わたしが悲しい時、悩むとき、苦しい時、神さまはそばにいてくださったと。 クリスマスと復活の2つの神秘がどんな神さまなのかを表していて、私たちのそばにいてくださる、そして強くて偉大。 そんな神さまにお父さんを返すご葬儀はとても大切なことだと。
今日のミサ後は、教会の皆さんに本当にお世話になりました。カナダの教会でたくさんのお葬式をしてきたけれど、こんな風にしたことはなかった。 インディアンの人のお葬式では、年寄りが教えることがあって、悲しむ人の周りに集まることは、心の薬になると。 わたしも、お母さんも、お姉さんもこの教会の皆さんに心の薬をもらった。
うまくまとめられなかったけれど、小さな教会でお世話する一連のことは、カナダで大勢を司牧する神父さまには驚きだったかもしれないですね。 もっとお話、聞きたかったな。
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