今日は,夏の恒例行事となる合唱指導の研修。去年ももちろん素晴らしい研修だったけれど,今年の講師の先生はここ何年かで一番良かったと思います。授業をしていらっしゃる先生の様子が見えてきたし,子供たちの表情までよく伝わってきました。
何より,低学年から言葉を大事にして指導する姿勢に驚きました。わたしの指導には足りなかったところです。一時期,言葉に時間をかけようとする先生の指導が嫌で,自分はしたくないと思っていた時があるぐらいですから。でも,今日の指導を受けて,やり方が良ければ小さい子供たちでも言葉からイメージを広げて,様々な表情をつけて歌えるのだということがよくわかりました。音楽だけでなく,国語の音読をさせるときのイメージの持ち方としてもすご~く勉強になりました。
1年生を迎える会での歌作り,卒業式に向かっての歌作りの中でも,言葉を大事にしてそこに子供たちの思いをのせてやる素晴らしい指導でした。無理して2部合唱をするより,ハートのある歌を歌わせたいというところも,同感です。何でしょう…。卒業式の歌の指導で,子供たちの様子を話される先生のお話を聞いて,涙が出ました。それまでずうっと楽しく笑って歌ってきたのに,最後の最後で。子供たちの心を動かして,歌が変わっていく様子に涙が出ました。そばの若い男の先生も何だか涙を拭いているようでした。自分もそんな指導ができるかしら。してみたい!と思ったのでした。今年も発表会は音楽の学年なので,ものすご~く元気なお子たちの心を動かしてお歌を歌えるようにがんばります~。
冷房の効いた部屋での涼しい1日と豪華ランチと普段できないおしゃべりのおまけつきで満足の1日でした。明日は,ここらでちょっと一休み。年休1日取りました。午前中は,人生ゲームを持って息子とガンバのレッスンに行ってきます~。