初めてトラヴェルソレッスンの通低を経験しました。期待通りパワフルでホットなご指導!、1時間があっという間でした。
カンタータ180番のテノールとオブリガードフルートのアリアは、練習していてどんどん転調するよくわからない曲というままレッスンだったのですが、それを一つ一つ整理して調性がきちんとわかるようにしていく作業がほとんどでした。
こういう曲だからこそ、何回もそのような箇所を経験できたので、やっていることが理解できました。いったいどこからdurになったのかmolになったのか、譜面をもっと見ないとできないことだなあとわかりました。
そして低音は、その調性を前取りしていったり、キーとなる音を強調したりすることで、上2声を支え、受け渡していくことを指導していただきました。頭ではわかったけれど、実際にやるのは難しいです。かなり刺激になりました。
わたしたちの前の方のレッスンも聴講しましたが、それも勉強になりました。繰り返すフレーズをどういう構想をもって演奏するのか、おもしろかったです。ここでもやはり譜面をよくよく見て考えていくのだなと感じました。
たぶんこのアリアは、しばらく演奏することはないだろうから、ガーランドの曲でいかせるところはないか譜面を見てみようと思います。
今週末は、いろいろと書きたいことがありましたが、時系列を無視して今日のレッスンを先に書いてしまいました。頭の整理をしたかったし、すご~くおもしろかったので。